軽い屋根による耐震性向上
    軽い屋根で建物の負担を軽減

  • 軽い屋根で建物の負担を軽減

    地震の揺れの大きさには「地動加速度」と「応答加速度」があります。
    「地動加速度」とは地面における揺れの大きさを表し、 「応答加速度」は地面の揺れによる建物の揺れの大きさを表します。
    一般的には建物の揺れは地面の揺れよりも大きくなりますので、 「応答加速度」は「地動加速度」の約2.5~3倍になるとされています。

    仮に 400gal ( gal は加速度を表す単位) の地動加速度があった場合、 応答加速度は 1,000gal になる可能性があります。
    この 1,000gal がどの程度の大きさかというと、 「ほぼ建物の重さと同じ力で建物を揺らす」だけの力が建物に加わることになります。

    つまり、建物が軽ければ軽いほど、建物にかかる地震の力を小さくすることができます。
    ここで、代表的な屋根材の重さをみてみましょう。


屋根材 1平米あたり重量
粘土瓦 40kg程度
セメント瓦 19kg程度
弊社オークリッジスーパー 12kg程度
  • この表を基に計算してみましょう。 100m² の屋根面積を持つ建物を 1,000gal の応答加速度を計測した地震が襲った場合、 粘土瓦の建物ではオークリッジスーパーを使用している建物と比較して 約2.8t もの力が加わることになります。

    建物の耐震性は屋根だけで決まるものではなく、 耐震設計は建物全体で考えるべきです。 一方で、同じ建物に対し同じ地震が襲った場合に、 軽い屋根材を使用することで建物にかかる力を抑え、 被害軽減につなげることができるのです。


    軽い屋根で揺れの幅を小さくする

  • 低重心化で地震による負担を軽減

    屋根を軽くすると、建物全体における屋根の重さの比重が少なくなり、 建物における重心の位置が低くなります。
    そのため、重心が低い建物は、振り子の原理と同じ理由により、 重心が高い建物と比べたときに揺れの幅が小さくなります。
    つまり、屋根を軽くすることで、地震による建物の揺れを小さくすることができるということになります。